画像を全画面表示する - Angular Fullscreen
Angular Fullscreenを利用することで、クリックすると、その画像を全画面表示するためのしくみを実装できます。HTML5のFullscreen APIを利用したライブラリです。
Angular Fullscreenは、Bowerを利用することで、以下のコマンドでインストールできます。
> bower install --save angular-fullscreen
では、具体的な例も見ていきましょう。
<!DOCTYPE html> <html ng-app="myApp"> <head> <meta charset="UTF-8" /> <title>AngularJS</title> <script src="bower_components/angular/angular.min.js"></script> <!-- (1)ライブラリをインポート--> <script src="bower_components/angular-fullscreen/src/angular-fullscreen.js"></script> <script src="scripts/fullscreen.js"></script> </head> <body ng-controller="MyController"> <div style="width: 300px"> <!-- (3)画像クリックで全画面モードに切替 --> <img id="unflower" src="photo/Sunflower.jpg" style="width:100%;" fullscreen /> 画像クリックで全画面表示<br /> <hr /> <!-- (4)ボタンクリックで全画面モードに切替 --> <img id="sunflower" src="photo/Sheep.jpg" style="width:100%;" fullscreen="flag" only-watched-property /> <button ng-click="onfull()">全画面表示</button> </div> </body> </html>
// (2)FBAngularモジュールへの依存関係を設定 angular.module('myApp', ['FBAngular']) .controller('MyController', ['$scope', 'Fullscreen', function($scope, Fullscreen) { $scope.flag = false; // (4)fullscreen属性の値(true/false)を反転 $scope.onfull = function() { $scope.flag = !$scope.flag; }; }]);
Angular FullScreenを利用するには、ライブラリ本体(angular-fullscreen.js)をインポートした上で(1)、アプリモジュール(myApp)からはFBAngularモジュールへの依存関係を宣言します(2)。
あとは、対象となる要素に対してfullscreen属性(値なし)を付与することで、画像クリックによって全画面モードに切り替わるようになります(3)。
もしくは、(4)のようにfullscreen属性に対して、値を渡すこともできます。この場合、変数flagがtrueになったところで、全画面モードに切り替えます。サンプルでは、ボタンクリックのタイミングで変数flagを反転(=全画面モードに切り替え)させています。
なお、only-watch-property属性は、fullscreen属性に指定された変数の値によってのみ、全画面モードに切り替えることを意味します。つまり、画像のクリックでは全画面モードにはなりません。