Git Boot Camp Premium(CodeZine Academy Edition)とは
大手ベンダーによる提供を含む、オープンソースソフトウェア開発の多くが、GitHubに集約されていく傾向の中で、バージョン管理システムと言えば「Git(ギット)」という流れが、スタンダードになりつつあります。
一方で、「Subversionなど、旧来の集中型と比べて、どんな使い方をすれば幸せなのかわからない」「現場に取り入れるにはどうしたらよい」とお悩みの方も少なくないでしょう。
そのような方々を対象に、2011年から「SCM Boot Camp(ソフトウェア構成管理ツールのハンズオン)」を主催するなど、Gitのレクチャーに実績のあるきょん氏(id:kyon_mm)を講師に迎え、一日開催の短期集中型で、その勘所をお伝えする講座が「Git Boot Camp Premium(CodeZine Academy Edition)」です。
講座の流れ
講座は、次のような時間割で進みます。
- 10:00~12:00:座学&Gitカルタ
- 12:00~15:00:ハンズオン1
- 15:00~15:20:休憩
- 15:20~17:30:ハンズオン2
- 17:30~18:00:Q&A
午前の座学では、ソフトウェア構成管理(SCM)やGitの基本から解説を行うため、一般的なソフトウェア開発の経験があれば十分。Gitの知識に自信がない方でも安心です。環境構築手順や、Gitを使うメリット、使い始める時のコツも紹介します。
また、本講座の最大の特徴である「Gitカルタ」(後述)で、実践で必要となってくる、操作イメージの可視化と瞬発力を鍛えます。
午後のハンズオンでは、数人でチームを組み、ドキュメントの共同編集といった課題に取り組む形に。コンフリクトの解消を始めとする、さまざまな体験を通して、明日から現場で活かせるGitの基礎を身につけます。
ハンズオンは、CodeZine Academyに一貫した特徴でもあり、他社、他業種の方と一緒に開発を行うことで、講座以外のさまざまな気付きも得られることでしょう。最後のQ&Aセッションも、現場のリアルな質問が飛び交うなど、お土産を持ちかえるチャンスです。
Gitの使い方を体に染みつかせる「Gitカルタ」
前述のとおり、午前後半のセッションで行うGitカルタは、本講座最大の特徴の一つ。コミットグラフが描かれたハガキ大のカードをランダムに配置し、講師が読み上げるコマンドに該当するカードをすばやく取るといったものです。札を取ったひとは、そのコマンドの意味を短く解説します。
全部で22問あり、カルタのキットはお土産として持ち返っていただけます。会社の同僚の方と試してみてもよいでしょう。Gitに馴染みがある方でも判断に迷うものが多々あって、ゲームとしても楽しめるかもしれません。
以下、いくつか例を挙げます。何秒で解けるでしょうか(解答は文末)。
- 第1問: git checkout -b fix/42
- 第2問: git checkout -b fix/42; git commit
- 第3問: git merge --ff-only
- 第4問: git merge --no-ff
- 第5問: git cherry pick
当日の講座にも、ぜひ奮ってご参加ください。
12/16(金)開催! 「Git Boot Camp Premium」参加者募集
現在のトレンドや技術書などと比較しつつ、どのようにGitを使うのがいいのか実践的に学ぶことができます。
- 日時:2016年12月16日(金)10:00~18:00(受付開始は9:30)
- 場所:翔泳社(東京/四谷三丁目)
- 参加費:64,800円(税込)【一人あたり3,240円引のペア割有】
▼詳細・申込はこちらから ⇒ Git Boot Camp Premium
解答
第1問:(C)、第2問:(A)、第3問:(B)、第4問:(D)、第5問:(E)