2.4. 診断時のデータの流れ
OWASP ZAPのプロキシおよび静的/動的スキャン機能を用いた診断は、次の図のようなイメージとなります。このプロキシ機能を用いることで、診断対象へのアクセスの履歴をOWASP ZAPに登録することができます。
- ウェブアプリケーションにアクセスして診断対象へのアクセス履歴をOWASP ZAPに登録
- アクセス履歴にもとづき、OWASP ZAPでリクエストを改ざんして送信
- 診断対象からのレスポンスを確認してOWASP ZAPが自動で脆弱性の有無を判定
2.5. ZAPローカルプロキシのポートの設定
OWASP ZAPのプロキシ設定は、「ツール」メニューの「オプション...」をクリックして表示されるダイアログの「ローカル・プロキシ」にあります。
本ダイアログの「ポート」の例には「8080」と記載されています。このままでも良いのですが、8080ポートは別のサービスにすでに使用されていることがあります。その場合には、OWASP ZAPには8080以外のポート番号を設定してみてください。
2.6. ブラウザでプロキシ設定を変更し、ZAPを通す
Firefoxブラウザを例にとって説明します。「オプション」→「詳細」→「ネットワーク」の[接続設定(E)...]ボタンをクリックすると表示される「インターネット接続」ダイアログにプロキシ設定があります。
「手動でプロキシを設定する」を選択し、「HTTPプロキシ」欄と「ポート」欄にOWASP ZAPの「ローカル・プロキシ」で設定した「Address」および「ポート」の値を入力します。
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松本 隆則(OWASP Japan)(マツモト タカノリ)
OWASP Japan Promotion Team 所属。オープン系システム開発とセキュリティ診断の経験を活かして、2014年8月に立ち上げた「脆弱性診断研究会」で開催しているハンズオンセミナーにより、システム開発に携わるすべての人向けにセキュリティ診断の考え方と手法を啓蒙中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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