CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

AWS IoTとRaspberry PiではじめるIoT超入門

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2016/07/05 14:00
目次

AWS IoTを使った環境構築(3)

[6]ポリシーの作成

 次にデバイスに対して、AWS IoTの各種操作を許可するためのポリシーを作成するため、[Create a policy]ボタンをクリックします。

ポリシーの作成
ポリシーの作成

 まず、(1)ポリシーの名前を設定します。ここでは、「raspiPolicy」とします。次にポリシーのステートメントを設定します。ここでは、(2)Actionを「iot:*」とし(3)Resourceを「*」にして、(4)Allowにチェックボックスを入れます。これで、iotのすべての操作に対して許可をする設定となりました。設定ができたら、(5)[Add statement]ボタンをクリックします。

ポリシーの設定
ポリシーの設定

 まず、(1)登録したポリシーが設定されているのを確認し、(2)[Create]ボタンをクリックします。これでポリシーの作成が完了しました。

ポリシーの作成
ポリシーの作成

[7]証明書の作成

 最後にデバイスに登録する証明書を作成します。(1)[Create a certificate]ボタンをクリックします。次に、(2)[1-Click certificate create]ボタンをクリックします。

証明書の作成
証明書の作成

 ここで、(1)生成された秘密鍵(private key)と(2)証明書(certificate)をダウンロードします。ダウンロードした2つのファイルは、のちほどRaspberry Pi 3に配布します。

証明書と鍵のダウンロード
証明書と鍵のダウンロード

[Note]公開鍵暗号方式とは

 公開鍵暗号方式とは、公開鍵と秘密鍵の対になる2つの鍵を使ってデータを暗号化/復号化する方式です。公開鍵暗号方式は、暗号化する鍵と復号化する鍵が異なります。公開鍵暗号方式は、まず鍵のペア(キーペア)を作成します。そして片方の鍵を、暗号化に使う鍵としてインターネット上に公開します。この鍵を公開鍵とよび、だれでもこの公開鍵を使ってデータを暗号化できます。

 送信者は、受信者の公開鍵を使ってデータを暗号化し、受信者に送信します。暗号化されたデータを受け取った受信者は、公開鍵のペアになっている秘密鍵で復号化します。暗号化されたデータは、受信者の持つ秘密鍵でのみ復号化できます。公開鍵暗号化方式では、秘密鍵を厳重に管理する必要があります。

[8]証明書の関連付け

 作成した証明書とポリシーを関連付けます。(1)証明書を選択し、(2)[Actions]メニューの[Attach a policy]を選択します。

証明書とポリシーの関連付け
証明書とポリシーの関連付け

 ダイアログが表示されますので、(1)関連付けたいポリシーの名前である「raspiPolicy」と入力し、(2)[Attach]ボタンをクリックします。

ポリシーのアタッチ
ポリシーのアタッチ

 同様の手順で、証明書を選択し、[Actions]メニューの[Attach a things]を選択し、作成した「raspi」をアタッチします。

[9]証明書の有効化

 作成した証明書を有効化します。(1)有効化したい証明書を選択し、(2)[Actions]メニューの[Activate]を選択します。

証明書の有効化
証明書の有効化

[10]エンドポイントの確認

 Raspberry PiからAWS IoTで作成した「raspi」にアクセスするためのエンドポイントを確認します。エンドポイントは、(1)「raspi」をクリックするとメニューが表示されますので、(2)[REST API endpoint]のURLで確認できます。このエンドポイントのURLは、のちほどRaspberry PiからAWS IoTにアクセスするときに必要になりますので、控えておいてください。

エンドポイントの確認
エンドポイントの確認

 これでAWSでの準備は完了です。


  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト 阿佐 志保(アサ シホ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

あなたにオススメ

All contents copyright © 2005-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5