AWS IoTを使った環境構築(3)
[6]ポリシーの作成
次にデバイスに対して、AWS IoTの各種操作を許可するためのポリシーを作成するため、[Create a policy]ボタンをクリックします。
まず、(1)ポリシーの名前を設定します。ここでは、「raspiPolicy」とします。次にポリシーのステートメントを設定します。ここでは、(2)Actionを「iot:*」とし(3)Resourceを「*」にして、(4)Allowにチェックボックスを入れます。これで、iotのすべての操作に対して許可をする設定となりました。設定ができたら、(5)[Add statement]ボタンをクリックします。
まず、(1)登録したポリシーが設定されているのを確認し、(2)[Create]ボタンをクリックします。これでポリシーの作成が完了しました。
[7]証明書の作成
最後にデバイスに登録する証明書を作成します。(1)[Create a certificate]ボタンをクリックします。次に、(2)[1-Click certificate create]ボタンをクリックします。
ここで、(1)生成された秘密鍵(private key)と(2)証明書(certificate)をダウンロードします。ダウンロードした2つのファイルは、のちほどRaspberry Pi 3に配布します。
[Note]公開鍵暗号方式とは
公開鍵暗号方式とは、公開鍵と秘密鍵の対になる2つの鍵を使ってデータを暗号化/復号化する方式です。公開鍵暗号方式は、暗号化する鍵と復号化する鍵が異なります。公開鍵暗号方式は、まず鍵のペア(キーペア)を作成します。そして片方の鍵を、暗号化に使う鍵としてインターネット上に公開します。この鍵を公開鍵とよび、だれでもこの公開鍵を使ってデータを暗号化できます。
送信者は、受信者の公開鍵を使ってデータを暗号化し、受信者に送信します。暗号化されたデータを受け取った受信者は、公開鍵のペアになっている秘密鍵で復号化します。暗号化されたデータは、受信者の持つ秘密鍵でのみ復号化できます。公開鍵暗号化方式では、秘密鍵を厳重に管理する必要があります。
[8]証明書の関連付け
作成した証明書とポリシーを関連付けます。(1)証明書を選択し、(2)[Actions]メニューの[Attach a policy]を選択します。
ダイアログが表示されますので、(1)関連付けたいポリシーの名前である「raspiPolicy」と入力し、(2)[Attach]ボタンをクリックします。
同様の手順で、証明書を選択し、[Actions]メニューの[Attach a things]を選択し、作成した「raspi」をアタッチします。
[9]証明書の有効化
作成した証明書を有効化します。(1)有効化したい証明書を選択し、(2)[Actions]メニューの[Activate]を選択します。
[10]エンドポイントの確認
Raspberry PiからAWS IoTで作成した「raspi」にアクセスするためのエンドポイントを確認します。エンドポイントは、(1)「raspi」をクリックするとメニューが表示されますので、(2)[REST API endpoint]のURLで確認できます。このエンドポイントのURLは、のちほどRaspberry PiからAWS IoTにアクセスするときに必要になりますので、控えておいてください。
これでAWSでの準備は完了です。
