エクセルソフトは、SmartBear Softwareのソフトウェア自動テストツール「TestComplete 12.0」を、8月4日に発売した。
「TestComplete」は、ユーザーのキー操作、マウス操作を記録してテストシナリオを自動生成し、ソフトウェアテストの自動化によって繰り返しテストにおける工数を削減するとともに、短期間でのアプリケーション提供を実現するソフトウェア自動テストツール。
最新の「TestComplete 12.0」では、自動テスト記述のためのスクリプト言語として、従来のPython、VBScript、DelphiScript、Jscriptに加えて、新たにJavaScriptを追加しており、JavaScriptによるテストの記録、記述、実行、デバッグを可能にしている。
ほかにも、Webページ埋め込みまたはJava Web Startで起動されたOracle Formsアプレットのテスト記録と再生実行への対応、テストの再生実行のパフォーマンス改善(とりわけ、Google Chromeでのオブジェクトの検索速度)、Chrome 52およびFirefox 46/47のサポート、Android/iOSデバイス実機上でのWebテスト実行機能といった新機能の追加が行われた。
さらに、プロジェクトフォーマットの再設計による、ソース管理システムにおけるファイル変更マージの改善や、テスト対象のオブジェクト検出失敗時のオブジェクト認識のヒント、および候補となるオブジェクトを表示する機能を追加するなど、全体的な改善も実施されている。
対応OSは、Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP、Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003。
税別価格は、「TestComplete 12 Platform ノードロック」「TestComplete 12 Desktop モジュール ノードロック」「TestComplete 12 Web モジュール ノードロック」が168000円、「TestComplete 12 Mobile モジュール ノードロック」が218000円、テスト実行機能のみの「TestExecute 12 フローティング」が84000円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「TestComplete 12.0」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です