Swiftプロジェクトは10月24日(現地時間)、Android向けSwift SDKのプレビュー版を公開した。これにより、Swift言語でのAndroidアプリ開発が可能となり、クロスプラットフォーム開発の選択肢が広がる。
今回のリリースにより、開発者はSwiftを用いてAndroidアプリを開発できるようになった。これまでSwiftは主にiOSやWindows、クラウドサービス向けに活用されてきたが、Android対応によりクロスプラットフォーム開発の幅が広がった。また、Swiftの高い相互運用性を生かし、コードの再利用への効果も期待される。
公開されたSDKはWindowsインストーラーへの同梱に加え、LinuxやmacOS向けにも個別のダウンロードが可能。導入をサポートする「Getting Started guide」も用意されており、Android上でのSwiftネイティブコード実行手順などがまとめられている。
なお、現在、Swift Package Indexに登録されているパッケージの25%以上はAndroidへのビルドに対応している。「Community Showcase」ではAndroid互換性を確認することも可能だ。
さらに「swift-java」プロジェクトにより、JavaとSwift間の連携もサポートされている。
今後は、コミュニティからのフィードバックを基に、さらなる機能拡充やツール改善が図られる予定だ。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
