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Kong、AIエージェント開発を支援する「Konnect MCPサポート」を発表

 Kongは10月14日(米国時間)に開催されたAPI Summit 2025で、企業向けのAI及びエージェント型AI開発を効率化し、安全性とコスト面の最適化を図る「Konnect MCP サポート」を発表した。

 「Konnect MCP サポート」は、LLMやその他のAI搭載サービスとのやり取りを管理および保護するために設計されたミドルウェア層である「AI Gateway」において、MCPベースのツールやアプリケーションを統合的かつ安全に構築・運用・管理できるインフラや開発者向けツールを提供する。主な機能は以下の通り。

 まず、安全なMCPサーバーをKongで管理されるAPIから自動生成できるようになり、AIエージェントの市場投入までの時間を短縮しつつ、企業全体のMCP対応ワークフロー開発の生産性を高める。

 次に、MCP OAuth 2.1認証プラグインを利用した集中型MCP認証で、全MCPサーバーに一元的なセキュリティポリシーを適用し、ガバナンスやコンプライアンスを強化した。

 また、KonnectのダッシュボードでMCPツールやワークフロー、プロンプトのデータを分析できるため、開発したAIエージェントのコストやパフォーマンスの最適化が可能となる。デベロッパーポータルは、MCPサーバーとしてAPIの発見・利用をAIコーディングアシスタントなどからも容易にする。

 さらに、APIエンドポイントをインテリジェントなツールとして発見・構築する「AI Integration Composer」や、MCPサーバー向けのコード生成・実行を統合管理できる「AI Integration Runner」も提供される。

 加えて、新たなオープンソースSDK「Volcano」も発表。MCP対応AIエージェントの開発・テスト・デプロイを軽量かつセキュアに行えるフレームワークで、GitHub上で公開予定だ。

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https://codezine.jp/news/detail/22550 2025/11/12 09:00

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