Microsoftは11月13日、OpenAPI.NETにおける2つのメジャーリリース、v2およびv3を発表した。
OpenAPI.NET v2はOpenAPI仕様3.1.0へ対応し、API表現力の強化と性能改善が行われた。JSON形式の構文解析処理では「System.Text.Json」を活用し、ドキュメント解析の処理時間が50%、メモリ使用量が35%削減された。使用頻度の高いドキュメント参照時の遅延解決や依存パッケージの削減も実現している。
v3ではOpenAPI仕様3.2.0をサポートし、タグの階層化、媒体タイプの拡張、セキュリティ機能強化など新機能が追加された。これらは多くの.NETツールで利用されることから、今後のAPI開発やASP.NET Coreの標準化にも寄与する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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