Datadogは、新製品である「Datadog Experiments」の全世界一般提供開始を、4月9日に発表した。これは、開発者がプロダクトの実験やA/BテストをDatadogプラットフォーム上で設計・実行・測定できる機能で、モニタリングとビジネス成果の可視化を一体で行える。プロダクト改善がビジネスにもたらす影響の把握や意思決定の迅速化を助けることを目的としている。

Datadogによれば、従来の実験ツールはプロダクト分析やモニタリングなど複数のシステムを個別に扱う必要があり、ワークフローが分断されていた。特にAI活用などリリースと機能開発のスピードが増す現代において、こうした分断は意思決定の遅れや、成果を生み出す要因の見落としにつながっていたという。
Datadog Experimentsは、2025年に買収したEppoを基盤とし、データウェアハウスのビジネスメトリクス、プロダクト分析イベント、アプリケーションのオブザーバビリティを組み合わせられる点が特徴。開発者やプロダクトチームは、Datadogのプラットフォーム上で直接、実験の設計から実施、結果測定を自動化できるようになった。実験はセルフサービスかつ標準化されているため、チームは調整に伴う負荷なしにインサイトから意思決定へと移行できる。加えて、共通の基準やガードレール、リアルタイムフィードバック機能により、高品質かつ安全な実験環境を整えている。
また、ネイティブなデータウェアハウス内の信頼できるビジネスメトリクスに対して直接影響を測定し、一貫した手法で結果を検証可能かつ再現可能にすることで、信頼性の高い判断を行うことができる。これにより、プロダクトマネージャーやデザイナー、エンジニアは変更のインパクトを自信を持って計測でき、AIによるリリース加速時代に適応しやすくなった。
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