Cognitionは4月20日(現地時間)、同社のブログにおいて、企業がクラウドエージェントを自前で開発・運用する際の課題や注意点を解説した。Stripeの事例などを挙げつつ、基盤構築に必要な投資や技術的ハードルが高いことを指摘している。
特にセキュリティ面では、従来のコンテナベース運用はホストカーネルを共有するため、エージェントが予期しない挙動をした場合に全体が危険にさらされるリスクがある点を強調した。これを解決するには、それぞれのエージェント実行環境ごとにカーネルを分離したVMレベルの隔離が不可欠であり、CognitionでもDevinでこの方式を採用しているという。ただし、VM管理自体も大規模なインフラ投資が必要だとしている。
また、エージェントの実運用では、セッションごとに環境や権限、監査ログの制御が求められるなど、組織単位での運用・統制体制化が必須になる。実際、Devinでは各セッションをマイクロVM上で分離して管理し、セッションのスナップショットや停止・再開機能も提供していると紹介した。
同社は、こうした基盤を自社開発するには多大な時間と労力がかかるため、市販の基盤活用による早期展開の重要性を訴えている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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