SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

UNIXコマンド辞典

jobs

バックグランドジョブを表示する

対応OS: linux , freebsd, solaris

2015/05/20 08:00

jobs [-p] [-l]

 UNIXでは、現在シェルが処理しているジョブ(フォアグランドジョブ)の後ろで別のジョブを動かすことができます。この後ろで動いているジョブのことをバックグランドジョブといいます。

 jobsコマンドは、バックグランドジョブのジョブ番号、ジョブの状態、ジョブの名称の一覧を表示します。

オプション
① -p
バックグランドジョブのプロセスIDのみを表示します。
② -l
プロセスIDとともにジョブの一覧を表示します。
注意

 オプション「-p」はsh系のシェルでのみ使用できます

プロセスIDとジョブ番号

 コマンドやプログラムを実行した場合、シェルやOSが管理するための一意な番号が割り振られます。シェルが管理するために割りあてられるのがジョブ番号であり、OSが管理するために割りあてられるのがプロセスIDです

現在実行中のバックグランドジョブを表示する
$ jobs 
[1]+ Stopped find / -name hogehoge.txt -print 2>/dev/null
ジョブ1は一時中断している
HINT!

 「Stopped」は一時中断していることを表します。その他に実行中を表す「Running」や終了を表す「Exit」などが表示されます

関連タグ

UNIXコマンド辞典トップページに戻る

本コンテンツは「UNIXコマンド辞典 ビギナー編」(2003年)を元にWeb用に再編集したものです
All Contents copyright © 2003-2009 Odyssey Communications Inc., Shoeisha Co., Ltd.

開発者必携!VBAスキルを証明する資格「VBAエキスパート」

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング