「Internet of Things」すなわちIoTは、利便性の高いものであり期待がある一方、プライバシーの侵害など、利用者が被害を受ける懸念があります。また、間接的にIoTデバイスが他者へのDDoS攻撃に利用されてしまうなど、加害者となるケースも懸念されています。このような問題が大規模に起きないよう、IoTに関わるデバイスのような局所的な部分のみならず、エコシステム(=生態系)全体を通して、利用者が安全・安心に利用できるようにあらかじめ対策を施す重要性が叫ばれています。
この記事は参考になりましたか?
- OWASPでビルトイン・セキュリティ連載記事一覧
-
- セキュアなIoTエコシステムはどうすれば実現できる?
- IoTのセキュリティ設計って、どこから学んだらいいの?
- 組み込んだOSSコンポーネントの更新漏れを可視化する「OWASP Dependency C...
- この記事の著者
-
仲田 翔一(OWASP Japan)(ナカタ ショウイチ)
OWASP Japan Promotion Team Leaderであり、開発者とセキュリティに携わる者の間にある溝を埋めるための活動に尽力している。本業では主にITやセキュリティを中心としたコンサルティング業務に携わる。OWASPコミュニティとの関わりは、セキュリティエンジニア時代のOWASP勉強...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です