グレープシティは、WPF向け表計算グリッドコンポーネント「SPREAD for WPF 2.0J」を、7月31日に発売する。1開発ライセンスの税込価格は172800円。
「SPREAD」は、Excelのようなルック&フィールを備えた表計算データグリッドコンポーネント。
付属のGUIデザイナはExcelのような使い勝手で、コントロールのスタイル、行・列・セルの外観や条件付き書式などをノンコーディングで設定できる。また、グループデザイナ、テンプレートデザイナ、ヘッダデザイナによって、複雑なレイアウトの表でも容易に設計可能で、アプリケーションの開発工数削減を実現する。
今回発売される「SPREAD for WPF 2.0J」は、「Visual Studio 2017」に対応するとともに、フィルタリングやドラッグフィルといったExcel互換機能の強化によってユーザーエクスペリエンスを向上した。さらに、外観はExcel 2013/2016スタイルに対応し、Excel互換の数式を新たに120種追加している。
ほかにも、セルレベルでのバインディングのサポートや、よく使う機能のプロパティ化とイベントの追加、Windowsフォームからの移行ユーザーより要望の多かったFilteredイベント、CellValueChanging/CellValueChangedイベントの追加といった、新機能が搭載された。
対応OSはWindows 10/8.1/7、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008。対応開発ツールはVisual Studio 2017/2015/2013/2012。
なお、開発ライセンスは従来コンピュータ1台に対して1ライセンスの、マシン単位のライセンス体系だったが、今回より1人の開発者につき1ライセンスが必要となるユーザー単位のライセンス体系に変更される。ただし、1ライセンスで3台のマシンにインストールできるので、異なるOSでの動作確認や設計作業の都度、ライセンスの入れ替えを行う手間が不要となる。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「SPREAD for WPF 2.0J」
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