こんにちは、エンジニアのゆっきん(@yukkin4649)です。ライターとしてdotstudioに参加しています。
「IoT」というワードは新聞やテレビでも目にしない日はありません。特にウェアラブルなプロダクトの開発は、現在注目を浴びています。しかし、ウェアラブルなのにも関わらず洗濯ができなかったり、モバイルバッテリーが場所を取ったりするといった問題がありました。
今回は、洋服に縫い付ける目的で開発され、洗濯することもできるコンパクトな開発ボード「LilyPad Arduino 328」を紹介します。
LilyPad Arduino328とは
LilyPad Arduino 328(以下LilyPad)はLeah Buechley氏とSparkFun Electronics社によって開発された、洋服に縫い付けて使うことを目的としたボードです。直径50mm、厚さは0.8mmとなっています。
LilyPad Arduino 328
- 正式名称:LilyPad Arduino 328(りりーぱっど あるどぅいーの さんにはち)
- 電源供給方法:Micro USB
- Wi-Fi:非搭載
- Bluetooth:非搭載
- 税込価格:2,493円
Arduino IDEで開発できる
今回紹介するLilyPadはArduinoシリーズの一種で、Arduino用の開発環境「Arduino IDE」からArduinoと同様に開発できます。Arduino IDEでのプログラミングに使われるArduino言語は、初心者向けのサンプルや記事が多く公開されており、初めてマイコンボードを触る人にとっても取り組みやすいものとなっています。
軽量で裁縫向きなボード
服や帽子やバッグなどの布地に縫い付けて使うことを目的としており、縁の大きな接続パッドが特徴です。まさにウェアラブル開発向きのボードと言えます。