開発環境を整えよう
実際にLilyPadを動かしてみましょう。今回はArduino IDEからLチカ(LEDをチカチカさせる)を試してみます。
以下の手順で紹介します。
- Arduino IDEをインストールする
- LilyPadを接続する
- プログラムの書きこみと実行
用意するもの
- LilyPad Arduino 328
- USB シリアル変換アダプター
- micro-B USBケーブル
LilyPadへのプログラムの書きこみは、基板上のピンヘッダにシリアルインターフェースを接続して行います。今回はFTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3 V切り替え機能付き)を使用しています。
また、USBシリアル変換基板の不要な「LilyPad Arduino USB」も発売されています。
筆者の環境
- MacBook Air 11-inch Early 2014
- macOS X El Capitan 10.11.6
- Arduino IDE 1.8.3
Arduino IDEのインストール
公式サイトからArduino IDEをダウンロードします。Arduinoにはオンラインで利用できるArduino Web Editorとオフラインで利用できるArduino Desktop IDEがあります。今回はArduino Desktop IDEを使います。
公式サイトの[SOFTWARE]タブを押下します。
自分のPCの環境に合ったものを選択して下さい。
「Arduinoソフトウェアに貢献しますか」という画面に遷移します。Arduinoのソフトウェア開発に貢献する場合は金額を選択します。無料で使用する場合は[JUST DOWNLOAD]を押下します。
zipファイルがダウンロードされるので展開します。
展開後、アプリケーションフォルダにあるArduinoを押下して立ち上げます。
これでインストールができました。