米GoogleのGo言語開発チームは、「Go 1.9」を8月24日(現地時間)にリリースした。
「Go 1.9」における、もっとも重要な変更は型エイリアスの導入で、
type T1 = T2
と宣言することで、型T2のエイリアス名をT1と定義できる。
また、math/bitパッケージは、CPUの特殊命令に対応した符号なし整数のビット計数/操作機能を備えており、syncパッケージには安全な同時アクセスを実現する、Map型が新たに追加されている。
このほか、testingパッケージでは、テストヘルパー関数として呼び出されるtesting.Tおよびtesting.Bが、新たにHelperメソッドに追加された。さらに、設定したTime値の経過時間をトラッキングする、timeパッケージも新たに搭載されている。
【関連リンク】
・Go言語(英語)
・「Go 1.9」のリリースノート(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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