ターボリナックス株式会社は、OSを含めたパソコン環境を持ち運べるデバイス「wizpy」のオンラインショップ販売を開始した。
ターボリナックス株式会社は23日、OSを含めたパソコン環境を持ち運べるデバイス「wizpy」のオンラインショップ販売を開始した。
wizpyは、自分専用のパソコン環境をOSごと持ち運べるデバイスツール。自宅、学校、会社、外出先など、どこにいても目の前のパソコンとwizpyを接続するだけで、普段、自分が使っているパソコン環境を再現することができる。Webの入力履歴を含むすべての情報は相手方のパソコンに残さないなど、セキュリティ面も考慮されている。
また、パソコンに接続しないときは、動画・音楽の再生プレーヤーとして使用することもでき、他にもラジオやボイスレコーダー、テキストリーダーといった機能も備えている。
1月31日から開始した予約モデルは、すでに完売済み。今回、3月9日の全国店頭販売に先駆けて、本日より同社オンラインショップでの販売を開始した。値段は2GBモデルが29,800円、4GBモデルが33,800円となっている(ともに税込み)。製品は数日で手に入れられるという。
さらにターボリナックスでは、より自分のパソコン環境にカスタマイズしたいユーザ向けに、wizpyにアプリケーションを追加するための開発キットを準備し、wizpy Clubで公開することを発表した。開発キットは、3月17日に行われる「オープンソースカンファレンス2007 Tokyo/Spring」のテクニカルセッションで発表し、その後公開予定となっている。
プレスリリース:ターボリナックス、新製品「wizpy」本日よりオンラインショップで販売開始
【Turbolinux オンラインショップ】
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です