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キャリアインタビュー(AD)

スタートアップ企業で貢献できるエンジニアとは? ゼロから始めたプロダクト開発と採用を通して見えてきたもの

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 2015年8月に設立し、デジタル×リアルの統合的なマーケティング戦略で急成長しているMacbee Planet。設立1年目から3年連続で「ベストベンチャー100」を受賞。現在、最先端のアドテクノロジー領域へ活躍の場を広げており、業界の多数のメディアから注目を集めている。2年前は営業メンバーのみでエンジニアがゼロだったにも関わらず、昨年11月には自社開発のマーケティングツール「Robee」をリリースし、テクノロジー企業へと変貌を遂げた。現在は、エンジニアが働きやすい会社を目指し、さまざまな取り組みを行っているという。会社を変えるため、同社のエンジニアはどんな取り組みを行ったのか。そして勢いのあるスタートアップで活躍できるエンジニア像とは。Macbee Planetのエンジニアチームを率いるシステムクリエイティブ部 部長 高原英実氏とエンジニアの宇野涼太氏に話を聞いた。

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Macbee Planet システムクリエイティブ部 部長 高原英実氏(右)同社 エンジニア 宇野涼太氏(左)
Macbee Planet システムクリエイティブ部 部長 高原英実氏(右)
同社 エンジニア 宇野涼太氏(左)

技術を磨くよりも「自分より優秀な人をいかに集めるか」を使命に

 高原氏がMacbee Planetに初のエンジニアとして入社したのは2016年4月。学生時代はFPGAなどのハードウェアを研究していた高原氏が、初めてWeb開発に触れたのは、新卒で入社した不動産情報サイトの運営に携わったときからだ。

 「前職では2年ほど働きましたが、もっと技術的に多くのものを学びたいと感じ、転職活動を始めました。いつかは独立して起業したいと考えていたので、その頃からフリーランスでWeb制作を請け負いつつ、Web広告にも取り組んだりもしていて。そんな中、Macbee Planetでアドテクノロジーに関するエンジニアを探していることを知り、興味を持ったのが面接を受けたきっかけです」(高原氏)

 しかし当時のMacbee Planetにエンジニアはいない。初のエンジニアとして入社することに、不安はなかったのだろうか。

 「面接で社長に気に入られて、社員との食事会をセッティングしてもらいました。一緒に働く人にはこだわっていたので、同席した現場のメンバーのコミット力をかなり注視していましたね。その中の一人に『なぜMacbee Planetで働いているのか』と聞いたところ、『個々が抱く目標・夢を実現する組織に』という企業理念に共感しているからだという答えが返ってきて、自分の夢を熱く語ってくれたんです。こんな人がいるならいい会社なんだろうなと思い、入社を決めたんです」(高原氏)

 いざ入社をしてみると、それまで広告運用のコンサルティング営業で成長していた同社には、Excelの使い方もわからない、ブラインドタッチもできない社員もいたと言い、「これがITの会社なのかと衝撃を受けた」と高原氏は振り返る。

 「技術を知らない営業メンバーは、要望のレベルが半端ないんですよね。少しでもシステムが絡む話になると何でも聞かれて、家庭教師のような感じでした。そんな『これってエンジニアがやる仕事じゃないよね』という仕事もやりながら、既存システムの改修もやらなければならず、当時は大変でした」(高原氏)

 そんな高原氏であったが、入社後半年が経過したころ、同社代表取締役の小嶋雄介氏に掛けられた言葉で転機が訪れた。

 「『できない理由を考えるのではなく、やれる理由を考えたほうがいい』と小嶋から言われました。確かにそれまでの自分は、できない理由をひたすら作っていたんです。それ以来、相手の立場に立って考えるようになり、社内で勉強会を開催したり、役員にも遠慮せずに言うべきことは言うようにしたりと、大きく意識が変わったんです。

高原氏のDevelopers Summitでの講演の様子。
高原氏は、相手の立場に立つことの重要性や社内で行った取り組みを、同じ課題をもつエンジニアに向けて講演した

Developers Summitでの講演レポート

 入社した当時は、自分自身が技術を磨き、CTOとして活躍したいと思っていました。しかし、実際はいろんな人の力を借りなければ物事を進められないし、1人でできることには限界がある。『自分より優秀な人をいかに集めるか』『その人がいかにパフォーマンスを上げられる場を提供できるか』を考えるようになりました。積極的に採用活動を始めるようになったのも、この頃からですね」(高原氏)

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勢いのあるスタートアップで働くことが「夢を叶える近道」

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

 フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/10728 2018/03/28 14:00

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