Herokuのセットアップ
では、抽出されたインテントを元にレスポンスを生成するサービスを作っていきましょう。
サービスの置き場として、「Heroku」を利用します。まずはHerokuにアカウントを作成します。Heroku上に構築したプロジェクトがCEKからデータを受け取り、処理をして返答を行います。
すでにご利用いただいている方は、これから説明するアカウント作成の項目はスキップしてください。
アカウントを作成する
まずはHerokuにアカウントを作成します。
Herokuのホームページにアクセスし、Sign Upをクリックして登録してください。
Primary Development LanguageはNode.jsを選択してください。
プロジェクトを作成する
サインアップできたらログインしてください。
次にプロジェクトを作成します。右上のNewをクリックしてください。
「App Name」にはアプリ名を、Runtime Selectionはそのままで「Create App」をクリックしてください。なお、すでに登録されているアプリと同じ名前だと登録ができませんので注意してください。
Heroku CLIのインストール
HerokuをCUIで便利に使うためのツール、Heroku CLIをインストールします。難しいことはないので、以下のURLに従いインストールしてください。
完成済み挨拶スキルプロジェクトのデプロイ&体験
Herokuのセットアップができたので、完成済みのプロジェクトをデプロイし、自分のClovaデバイスで試してみましょう。
完成済みプロジェクトのダウンロード
以下のリポジトリから完成済みのプロジェクトをCloneするかダウンロードしてください。
- stachibana/cek-example-01(GitHub)
デプロイ
ではHerokuにデプロイしてみましょう。ターミナルやパワーシェル等のUNIX端末エミュレータを開き、以下のコマンドを実行してください。
# フォルダへ移動 $ cd /path/to/project $ git init # Cloneの場合は不要 $ heroku git:remote -a アプリ名 $ git add . $ git commit -m 'first commit' $ git push heroku master
環境変数の追加
署名が不正でないかを確認するため、リクエストの処理の前にリクエストを検証する必要があります。以下のコマンドを実行し、アプリケーションに対して環境変数(Herokuにデプロイしたコード内から参照できる変数)を追加して下さい。Extension IDは先程スキルの情報の入力時に控えておいたものを利用して下さい。
# Heroku上のアプリケーションに環境変数を追加 $ heroku config:set APPLICATION_ID='控えておいたExtension ID' -a アプリ名
スキルとの紐づけ
デプロイが完了し、サービスが起動されました。Clova Developer Centerの「サーバー設定」タブ内の「ExtensionサーバーのURL」の欄に、https://アプリ名.herokuapp.com/clovaと入力してください。
これでスキルへのリクエストがCEKを通じてHerokuに渡されるようになりました。
実機での体験
では実機でスキルを体験してみましょう。「ねぇClova(クローバ)」と呼びかけるか、Clova Friends前面のボタンを長押ししてスタンバイ状態になったことを確認し、「挨拶サンプルを起動して」と呼びかけてみましょう。
「挨拶サンプルが起動されました」と返ってきたら成功です。「使い方」と呼びかけると使い方を聞くことも可能です。
デザインガイドライン
ここで、スキル作成にあたって守らなくてはならないデザインガイドラインについて説明します。以下のURLを開いてください。
こちらの目次から「Extensionのデザインガイド」をクリックするとデザインガイドラインを見ることができます。詳細は追って解説しますが、もしご自分で開発されたスキルを公開するような場合はこちらのガイドラインを遵守していないものは公開することができません。ご注意ください。
最後に
第一回はスキルの実機での実行までを駆け足で解説しました。簡単さとポテンシャルを感じて頂けたと思います。
次回はHerokuの便利な使い方や、今回ダウンロードしたソースコードについてもう少し踏み込んで解説を行います。
