解説
「REST」は、「REpresentational State Transfer」の略です。2000年に、HTTPプロトコル規格の主要著者の一人であるRoy Fielding氏が提唱した分散システムの設計原則です。現在では、そこまで厳密ではなく、ある程度RESTの原則を満たしたWebのソフトウェア設計様式のことを指すことが多いです。RESTの原則に従ったWeb APIは、RESTful APIや、REST APIと呼んだりします。
RESTでは、以下のことが重視されます。
統一されたインターフェース
HTTPメソッドの、GET、POST、PUT、DELETEを使います。これらは、CRUD(Create、Read、Update、Delete)の4つの機能に相当します。結果はHTTPステータスコードで通知します。
ステートレス
ステートレスは、状態がないという意味です。リクエストに、処理に必要な情報をすべて含むようにして、サーバーが問い合わせ内容の状態を把握しないでもよくします。そうすることで、サーバーやクライアントは状態を記憶する必要がなくなります。その結果、分散化やキャッシュの利用が容易になります。実際には、利用にログインが必要なRESTful APIが多いです。
URIで階層構造を作る
URI(URL)で、命令の内容を一意に指定します。また、人にも機械にも理解しやすいようなURLの階層構造にします。
RESTful APIでは、多くの場合、XMLやJSONでデータのやり取りをします。昔はXMLが多かったですが、今はJavaScriptでそのまま処理できるJSONが優勢です。また、結果が複数ページにわたる際は、やり取りするデータの中に、次ページへのリンクを含ませたりします。
サンプル
「REST」のサンプルです。ファイルはUTF-8で保存してください。検証はGoogle Chromeで行なっています。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>「REST」のサンプル</title>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue"></script>
<script src="https://unpkg.com/axios/dist/axios.min.js"></script>
<style>
#app {border-collapse: collapse}
#app th, #app td {border: solid 1px #888;}
</style>
</head>
<body>
<table id="app">
<tr>
<th>key</th>
<th>value</th>
</tr>
<tr v-for="(value, key) in info">
<td>{{ key }}</td>
<td>{{ value }}</td>
</tr>
</table>
<script>
new Vue({
el: '#app',
data () {
return {info: null}
},
mounted () {
axios
.get('https://api.github.com/users/Microsoft')
.then(res => this.info = res.data)
.catch(error => console.log(error))
}
})
</script>
</body>
</html>
