MarkeZineでは、スウェーデンのゲームカルチャー誌「+N」(プラスN)で掲載された、TEAM LAB猪子氏のインタビュー記事を公開している。
MarkeZineでは、スウェーデンのゲームカルチャー誌「+N」(プラスN)で掲載され、大反響を呼んだTEAM LAB猪子氏のインタビュー記事を公開している。猪子氏は「オモロ検索エンジン SAGOOL」の開発に携わった人物。彼はインタビューの中で、自身が愛する任天堂躍進の理由について述べている。
この中で猪子氏は、まず、日本の文化が「主観」を育ててきた文化だということを説明。ドラゴンクエストを例に出し、「ドラクエは、草原などは上方からの視点で描かれているにもかかわらず、木などのオブジェクトは横からの視点で描かれている。それって、とても変な感じがするし、論理的にはおかしいと思う。でも、体感的には、ドラクエの方が正しい」と、「感覚的な正しさ」の重要性について触れている。そして、まさにWiiヒットの大きな要因は、任天堂が以前からこの「主観」を意識している企業だったからではないのか? と分析している。
他にも、「マリオがキノコを食べて大きくなる理由」や、「任天堂とゲーム文化は、合理的な判断で育ってきたわけではない」ことについてなど、さまざまなエピソードを交え、猪子氏ならではの切り口で解説している。
詳細は下記Webサイトを参照のこと。インタビュー記事は前後編で公開されている。
MarkeZine:
Wiiヒットの真相~NINTENDO MODEL~(前編)
Wiiヒットの真相~NINTENDO MODEL~(後編)
CodeZine:
SAGOOL開発元社長の「おもロジック」な頭の中
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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