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キャリアインタビュー(AD)

レガシーな業界だからこそテクノロジーで大きく変えられる――医療×Techの未来を作るメドレーのエンジニアに聞く

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エンジニアと医療従事者が連携し、プロダクトファーストに開発

──CLINICSの開発において、これまでのキャリアで蓄積したどのようなスキル、経験が役に立っていますか。

宍戸 CLINICSはデザイナー1人、ディレクター1人、エンジニア10人で開発しています。エンジニアは3つのチーム分かれ、得意分野によりタスクを分担しています。前職ではサーバーサイド開発が中心でしたが、その時に培った設計論や、どういう状況がボトルネックになり、それをどう改善すればいいかなどのノウハウが役立っています。CLINICSはゲームのように急激にスパイクするトラフィックは発生しませんが、契約医療機関の増加に伴って増えるデータ量やトラフィックなどをモニタリングし、事前に問題が起こりそうなところを先回りしてその改善策を考える。そのようなところにこれまでの経験・スキルが生きていると思います。

中畑 例えば電子カルテやオンライン診療システムに障害が発生すると、患者や医療機関に大きな影響を与えてしまいます。障害が起きにくいシステム作りのためにも、インフラやサーバーサイドの知識が役立っています。また、パフォーマンスチューニングの知識は、どんなシステムでもユーザー体験の向上に役立ちます。他にはWebサービス開発や運用で培ったスピード感も役立っています。

田中 技術的なことはもちろんですが、SI時代で身につけた、クライアントの要件をうまく聞き出す力や業務設計、ドメイン知識の短期習得、プロジェクトの管理や進行などのスキルが生きていると感じます。

──逆にメドレーに入ってから新しく学んだことや身についたことはなんでしょうか。

田中 何のためにそのプロダクトや機能を作るのかを意識する姿勢です。メドレーでは1機能であっても、エンジニアと医療従事者が議論をしながら開発を進めます。そのような開発方法はメドレーに入って新たに学んだことと言えるでしょう。

宍戸 メドレーの開発部はインフラ、サーバサイドなど担当を分けすぎないのが特色なので、サーバーサイドに加え、フロントエンドまで携わるなど技術の幅が拡がりました。メドレーでは顧客の声をそのままプロダクトに実装するのではなく、背景を深掘りし、真の課題を見極めていくことが求められます。そういった、開発の進め方の経験値は高められたと思います。

エンジニア×医療の未来は?

──医療分野は制度が複雑で、習得するのはなかなか難しいと思いますが、ドメインの知識をどのようにキャッチアップされましたか。

中畑 医療事務や医療保険制度などの本を読んだり、医療情報システムに関わる資料を読んだりしました。また、開発部で行っているタスクフォースと呼ばれる勉強会や隔週で実施されるテックランチ、医療従事者と話をする中で医療に関する知識を身につけていきました。

田中 特に大事にしているのが医師をはじめとした医療従事者と議論をすることです。実際の現場でどのような課題があるのか、現在のプロダクトではどこが解決できていないのかをイメージするためです。私もわからないことを直接医療従事者に聞き、インプットを深めていきました。

──これまでのエンジニアとしてのスキルと医療というドメインの知識が掛け合わされた今、自分の優位性や市場価値などをどのように思いますか。

宍戸 メドレーで培った顧客の課題を見極め、それを機能に落とし込んで行くという開発の仕方は汎用的なスキルだと考えています。そのスキルについては向上させることができたと感じているので、以前と比べると市場価値を高められたと言ってよいのかなと思います。

田中 医療課題の解決には長期視点が必要となり、市場価値についても同じく長期で考える必要があると思います。市場価値を高めるには、宍戸が言ったように課題を解決するという思考力、そのための課題自体を見極める力など、どの業界でも生かせる汎用的なスキルを高めることを大切にしてほしいと思います。

課題解決のためにテクノロジーを活用していきたい

──メドレーのようなX-Tech分野において、エンジニアのどのようなマインドが生きていくでしょうか?

宍戸 課題解決のために技術を使える人、課題解決思考のある人は活躍できると思います。新しい技術にチャレンジすることも大事ですが、課題解決するまでがゴール。その技術を使い、何ができるか考えられることが重要なのではないかと思います。

中畑 課題を見極めつつ、関係者とうまくやり取りできる人が活躍できるのではないでしょうか。もちろんテクノロジーを駆使して、課題解決もしていきたい。医療の未来を創っていくには想像力が必要です。そのような取り組みに楽しいという気持ちが抱ける人が向いていると思います。

田中 エンジニアなので、技術が好きであることは大前提ですが、その技術は何を為すための技術かということを理解してほしいと思います。医療分野はレガシーと言われますが、新しい技術によって抱えている課題が解決できることもあります。新しい技術を常にキャッチアップすることが面白いと思える人。いきなり社会課題と大きく考えなくても、まずは「技術を使って家族や友人の役に立つプロダクトをつくりたい」という思いでも十分にこの業界で活躍できると思います。

メドレーではエンジニアを募集しています

 メドレーでは、医療ヘルスケアの未来をテクノロジーで作っていきたいエンジニアを募集しています。興味のある方はぜひ以下のページから、ご応募ください。

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 大阪府出身。教育大学卒。大学時代は臨床心理学を専攻。大手化学メーカー、日経BP社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランス編集&ライターとして独立。現在はIT、キャリアというテーマを中心に活動中。IT記者会所属。趣味は読書、ドライブ、城探訪(日本の城)。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

篠部 雅貴(シノベ マサタカ)

 フリーカメラマン 1975年生まれ。 学生時代、大学を休学しオーストラリアをバイクで放浪。旅の途中で撮影の面白さに惹かれ写真の道へ。 卒業後、都内の商業スタジオにカメラマンとして14年間勤務。2014年に独立し、シノベ写真事務所を設立。雑誌・広告・WEBなど、ポートレートをメインに、料理や商品まで幅広く撮影。旅を愛する出張カメラマンとして奮闘中。 Corporate website Portfolio website

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/11866 2019/12/26 12:00

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