livedoorは、同社が展開する認証サービス「livedoor Auth」にOpenID機能を追加し、提供を開始した。
livedoorは7日、同社が展開する認証サービス「livedoor Auth」にOpenID機能を追加し、提供を開始した。無償で利用できる。
Webサイトでは通常、「ユーザーID」+「パスワード」という認証方法が使われていることが多いが、OpenIDは、URLに似たような文字列を認証IDとして使用する。
livedoor Auth OpenIDを申請すると、「http://profile.livedoor.com/<ユーザーのlivedoor ID>」というURLが発行される。日本語でOpenIDを利用できるサイトは現在6つほどあり、すべてこのOpenIDのみでログインすることができる。
ログインしようとしているユーザーが本人かどうかという判断はlivedoor側が行う。具体的には、外部サイトでOpenIDを使いログインしようとした際、一度livedoorの認証ページに遷移する。ここで、livedoorにログインしているユーザーであり、かつユーザーに紐付いたOpenIDであれば本人と認証され、外部サイトに戻りログインが完了することになる。
livedoorにログインしている状態であれば、OpenIDのみで外部サイトにもログインできるようになるため、ユーザーの利便性を増すことができる。
さらにOpenIDの「delegate仕様」というものもあり、ユーザーが管理するHPやブログのheadタグにOpenIDを埋め込むことで、HPやブログのURLをOpenIDとして使用することもできるようになる。
livedoor Auth OpenID(β)
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