ヌーラボは、同社が運営するプロジェクト管理ツールの「Backlog」ユーザーをおもな対象に実施した、「テレワークと“サボり”の関係性」に関するアンケート調査の結果を、11月10日に発表した。
同調査は10月5日~22日の期間に行われ、737名から有効回答を得ている。
調査対象者に、テレワーク時にチームメンバーや上司・部下から「サボっている」と思われているのではないか、とストレスを感じているかを尋ねたところ、20代では「よく感じる」「たまに感じる」という回答が44.4%に達したものの、30代では34.8%、40代では29.3%と、年代が上昇するにつれて割合が低下した。
テレワーク時に、他者に対して「サボっているのではないか」と思うかを尋ねた質問では、「よく思う」「たまに思う」と回答した人の合計が、年代が上がるとともに上昇している。
オフィス出勤とテレワークのどちらで、よりサボってしまうかを尋ねたところ、20代では「テレワークの方がサボってしまう」が66.5%に達したのに対して、30代では50.8%、40代では44.3%、50代以上では43.4%だった。一方で、「働く場所は関係ない」という回答は年代が上がるにつれて増える傾向にある。
仕事をしているかどうかの判断基準を、「労働時間で判断」「プロセスで判断」「成果で判断」の3つから、もっとも近いものを選んでもらったところ、「労働時間で判断」を選んだ人は8.5%に留まった。
「Backlog」などの業務ツールが、従業員のサボりの抑制に効果があるかを尋ねた質問では、「効果があると思う」「ある程度効果があると思う」を合わせた割合が69.4%に達している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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