米Amazon Web Servicesは、サーバレスおよびコンテナベースアプリケーションのインフラストラクチャプロビジョニングと、コードデプロイメントの自動化および管理を支援するサービス「AWS Proton」パブリックプレビューの提供を、12月1日(現地時間)に開始した。
AWS Protonによって、インフラストラクチャチームは標準テンプレートを一元的に定義して、組織内で利用できるようになり、開発者の生産性に影響を与えることなく、インフラストラクチャの管理および更新が可能になる。
AWS Protonは、CodePipelineやCloudWatchといった、一般的に使用されるCI/CDパイプラインおよび可観測性ツールと統合されており、AWS FargateやAWS Lambdaのような、AWS上で提供されるサービスのベストプラクティスに基づくテンプレートが提供される。
アプリケーションが正常にデプロイされた最後の日付など、アプリケーションのデプロイステータスに関する情報も収集し、テンプレートが変更されると古いバージョンを使用して既存のすべてのアプリケーションを識別し、インフラストラクチャチームが最新の定義にアップグレードできるようにするとともに、アップグレード中にアプリケーションの状態を監視して、問題が発生した場合にはロールバックを可能にする。
現時点では、アメリカ東部(バージニア州北部)、アメリカ東部(オハイオ州)、アメリカ西部(オレゴン州)、アジア太平洋(東京)、ヨーロッパ(アイルランド)リージョンでプレビュー提供されており、無料で利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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