翔泳社とCodeZineが主催する開発者向けイベント「Developers Summit 2021(デブサミ2021)」では、さまざまな開発トレンドや事例についてご紹介します。今回は「データテクノロジー」「インフラ」のカテゴリからいくつかのセッションをご紹介します。
編集部のおすすめは、Yellowfin Japan 足立 宏之氏によるセッション「データ分析のソリューション組み込みでニューノーマル時代をサバイブ ~データ分析の組み込みで考慮すべきポイント~」です。
【18-D-5】データ分析のソリューション組み込みでニューノーマル時代をサバイブ ~データ分析の組み込みで考慮すべきポイント~
- 登壇者:足立 宏之[Yellowfin Japan]
- 日時:02/18 13:55 ~ 14:35
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「ローコード・ノーコード」や「アジャイル開発」などのキーワードが最近の製品開発環境でトレンドとなっています。データ分析をソリューションに組み込むことで、既存アプリのアップグレードだけではなく、リソースを本業のコアビジネスに集約させつつ、ユーザーにとっては直感ではなく数値に基づいた意思決定を行う信頼性の高い方法を提供できるメリットがあります。
このセッションでは、データ分析のソリューション組み込みとは何か、どのような点を考慮すべきかについて解説します。
デブサミ2021ではこの他にも、データテクノロジーやインフラに関するセッションが多数用意されています。
【18-A-3】海外EC事業におけるDXプロジェクト実践 〜商品カテゴリ分類作業でのAI活用による効率化〜
- 登壇者:森 昭斗[Insight Edge]/佐々木 結一郎[PT MONOTARO INDONESIA]
- 日時:02/18 11:40 ~ 12:20
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DXプロジェクトを推進している住友商事グループでは、Insight EdgeによるAIモデルの内製開発を進めています。本セッションでは、このDXの取組の一つとして海外EC事業会社を対象としたオペレーション高度化プロジェクトのうち、商品カテゴリ分類作業におけるAI活用のプロジェクトについて紹介します。
プロジェクトを進める上では、現地オペレーターとのコミュケーション含めた業務的な視点と、膨大なカテゴリ数の分類アルゴリズムの開発、現地オペレーターが利用しやすいUI設計といった技術的な視点が必要です。プロジェクトの実担当者が、どのように業務と技術の両輪でDXを実践しているかを紹介します。
【18-B-6】自動運転を支えるMLOps
- 登壇者:澁井 雄介[Tier IV]
- 日時:02/18 14:45 ~ 15:25
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自動運転の実現に欠かせない機械学習による認識技術。自動運転で路上を走行するためには道路、標識、対向車、人間等々、周囲の物体をリアルタイムに検知する必要があります。さらに、実用レベルで機械学習を自動運転に組み込み運用するため、効率的に良いモデルを作り続ける仕組みが必要です。
本セッションでは自動運転を支える機械学習システムをDevOpsによって運営する手法およびアーキテクチャを説明します。
【18-E-4】ライブストリーミング技術を活用したメディア業務現場の変革と、Jリーグクラウドメディアセンターを支えるテクノロジー
- 登壇者:神谷 崇之[イマジカ・ライヴ]
- 日時:02/18 13:05 ~ 13:45
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本セッションでは、ライブストリーミングの基本となるテクノロジーを解説し、年間1000試合を越えるJリーグの映像を滞りなく配信する為にライブストリーミングをどのように活用し、コロナ禍でメディア業務を変革したかについて話します。
さらに、JリーグFUROSHIKI構想における、国内外へのコンテンツ配信をクラウドリソース100%で実施しているクラウドメディアセンターの概要についても紹介します。
【19-B-5】ネットワークとアプリが出会ったら、インフラエンジニアは次のステージへ!
- 登壇者:田川 真樹[シスコシステムズ]
- 日時:02/19 13:55 ~ 14:35
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猛烈な勢いで変化・進展し続けていくビジネスを支えるため、インフラの世界もオープン・コード化・自動化など「プログラマブル」に変化しています。もはやルータなどのNW機器もRESTfulなAPIを備える時代です。
このセッションでは、インフラエンジニアがネットワークを武器にして、アプリの世界に果敢に挑戦していく様を事例を交えながら紹介します。
【19-D-6】想定外の負荷を乗り切ったオンライン教育サービスの裏側
- 登壇者:近藤 健司[Quipper]
- 日時:02/19 14:45 ~ 15:25
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日本とフィリピン・インドネシアにオンライン学習サービスを提供しているQuipperは、2020年にCOVID-19の流行に伴い需要が急激に増大し、これまで観測したことのないアクセス数を記録しました。本セッションではシステムの安定稼働に責任を持つSREチームと、プロダクト開発チーム、ビジネス開発チーム、セールスチームなど様々なチームがどのように連携し、この未曾有の危機を乗り切ったのか、国内、グローバル両方の事例を紹介します。想定外の負荷に対しての技術的な観点と、コミュニケーションの両方の観点で説明します。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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