米GitHubは、ソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」のセキュリティ機能として、セキュリティの概要を一覧表示する機能のベータ版提供と、プライベートリポジトリに対するシークレットスキャン機能の一般提供を、3月30日(現地時間)に発表した。
セキュリティの概要を一覧表示する機能は、コードスキャン、Dependabot、シークレットスキャンによって検出されたアプリケーションセキュリティリスクを1か所で確認することが可能で、既知のセキュリティリスクと未知のリスクがある場所の両方を表示できる。また、関心のあるリポジトリのみを表示可能なフィルタセットも用意している。
プライベートリポジトリのシークレットスキャンは、2020年5月に発表されたベータ版からパターンカバレッジが拡張され、35超のパートナーからのトークンをカバーする。さらに、シークレットスキャンアラート用のAPIとWebhookが追加され、シークレットのコミット時にコミット作成者(および管理者)に、通知を送信するようになった。なお、同機能はすでにGitHub Enterprise Cloud上で利用できるようになっており、「GitHub Enterprise Server 3.1」への収録も予定されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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