米Pulumi Corporationは、オープンソースのクラウドエンジニアリングプラットフォーム基盤「Pulumi 3.0」を、4月20日(現地時間)にリリースした。
Pulumiは、最新のクラウドインフラストラクチャとアプリケーションを構築・デプロイ・管理するためのInfrastructure as Codeプラットフォームであり、使い慣れた言語を使ってクラウドインフラストラクチャを記述でき、コアソフトウェアエンジニアリングツールとプラクティスを活用して、クラウドプラットフォームを管理し、その価値を最大限に引き出すことができる。
今回リリースされた「Pulumi 3.0」では、Pulumiのすべての機能をNode.js、Python、Go言語、.NETで作成されたソフトウェアやアプリケーションに組み込めるPulumi Automation APIの一般提供が開始されたほか、Azure用ネイティブPulumiプロバイダの一般提供、Google Cloud用ネイティブPulumiプロバイダのプレビュー提供が開始されている。
ほかにも、任意の言語で記述されたPulumiコンポーネントを取得して、他のすべてのPulumi言語ユーザーがPulumiパッケージとして使えるようになり、Go SDKとPython SDKの更新によってAPIがよりシンプルとなって、より多くのツールをサポートするとともに、コンパイル時間を改善した。また、新しいダッシュボードやCI/CDアシスタントなど、さまざまなPulumiサービスを利用可能になった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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