フィーチャーフラグ(Feature Flag)を実現する主要サービスの5つの紹介と比較
高速な開発サイクルを実現するフィーチャーフラグ入門 第3回
本連載は、最新のソフトウェア開発の課題点を解決する手段であるフィーチャーフラグ(Feature Flag)について、概要や導入方法、ベストプラクティスを紹介します。第1回では、フィーチャーフラグとはなにか、第2回ではフィーチャーフラグの導入方法やその比較、今回の最終回では、市場に存在するサードパーティー製フィーチャーフラグの紹介と特徴を比較しながら解説していきます。
対象読者
- 連載の第1回と第2回の記事を読んでフィーチャーフラグに興味を持った方
- フィーチャーフラグをプロダクト開発に検討している方
フィーチャーフラグサービスによって異なる機能
ここでは、フィーチャーフラグサービスに含まれるあらゆる機能の紹介と主要な各社が提供する機能をリストアップして、まとめてみました。
表中に記載の機能とその説明は以下の通りです。
フラグのステータス
フラグの使用度、状態などの確認ができる機能です。
フラグ同士の依存
設定によりフラグの依存関係を制御できます。フラグを有効にするための前提条件に他のフラグを指定することができます。
フラグのリアルタイム更新
フラグの内容を管理画面で変更すると、その内容がリアルタイムにクライアントも更新されます。
CDN
CDNに対応しています。
ロールアウト機能
フラグを円滑に展開する機能です。割合を設定し、それに応じてユーザーを割り当てます。
カスタム属性
カスタム属性を利用することで、ユーザーを細かくターゲティングできる機能です。
カスタムターゲティングルール
条件付きでユーザーのカスタム属性などの設定に基づいて、特定の値を返す機能です。
セグメントユーザーターゲティング
条件付きでセグメントに含まれているユーザーを設定し、特定の値を返す機能です。
セグメントユーザー一覧のアップロード
コンソールでユーザーを一つずつ入力する必要なく、.txt、.csvファイルなどを一度にアップロードできる機能です。
キルスイッチ
正常に機能しないフィーチャーがあった場合、設定により自動的にフラグをオフにできる機能です。例えば、特定の機能を全体利用者数の1%だけに展開し、フィードバックを収集できるため、問題が発生した際は被害を最小限にとどめることができます。
スケジュールリリース
設定した日時によりフラグをオン・オフにできる機能です。
クライアントSDK対応
クライアントに対応しています。
サーバーSDK対応
サーバーサイドに対応しています。
REST API
REST APIに対応しています。
サードパーティ製サービスの紹介と比較
サードパーティー製のフィーチャーフラグを選ぶ際のポイントとしては、自社のニーズ、予算及び希望のカスタマイズレベルを検討しながら選択する必要があります。
今回はフィーチャーフラグを提供している大手5社のソリューションとその特徴を比較してみます。
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- フィーチャーフラグ(Feature Flag)はなぜ必要なのか?
- この記事の著者
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沖本 友一(株式会社サイバーエージェント)(オキモト ユウイチ)
サイバーエージェントに中途入社し、ゲーム部門、AWAやABEMAでの開発にジョイン。現在はバックエンドエンジニアとして社内基盤であるフィーチャーフラグ・ABテストシステムの開発チームに所属。趣味はDJと海外旅行をすること。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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