フィーチャーフラグ(Feature Flag)を実現する主要サービスの5つの紹介と比較
高速な開発サイクルを実現するフィーチャーフラグ入門 第3回
Unleash
- オープンソース
- 導入企業数:未公開
- 使用目的:フィーチャーフラグに注力したソリューションを求め、セルフホストできる企業に向いています。
- 公式サイト:Unleash
サービス概要
Unleashはオープンソースのフィーチャーフラグ管理プラットフォームです。自社の全アプリケーションとサービスに存在する機能の切り替えとフラグの管理を柔軟なアーキテクチャで実現できます。
機能面ではLaunchDarklyが提供しているものに近いですが、コスト面ではよりリーズナブルなオプションになります。オープンソースオプションには基本的なフィーチャーフラグ機能が揃っています。
「Unleash Enterprise」の有料プランの場合、オープンソース(オープンコア)上に直接構築されるため、セグメンテーションや無制限の環境機能などより高度な機能は揃っています。
特徴
ターゲットリリース
ユーザー属性に制限されることなく新機能のA/Bテストができます。また、新機能が適応されるユーザーの指定ができるため、再デプロイする必要がなく動的にセグメントの更新ができます。
キルスイッチ
フィーチャー機能をオフにできるキルスイッチも含まれています。アクティベーション戦略を取り入れることで、特定ユーザーやサブセットの一部分にのみに機能を適応させるなど自由な制御レベルの実現が可能です。
段階リリース
段階リリースを使って安心して新機能のテストができます。また、特定の機能を全体利用者数の1%だけに展開し、問題が発生した時は瞬時に対応できるため、被害を最低限に抑えることができます。
ツール連携
Webhook、Slack、Microsoft Teams、Datadogに対応しています。
SDK対応
Java、Node.js、Go、Ruby、Python、.NET、JavaScript、iOS、Androidに対応しています。
価格設定
オープンソース版は無料で利用可能。セルフホストができない場合は「Proプラン」と「Enterpriseプラン」で構成されています。「Proプラン」の場合、月額80米ドルで全ての機能を利用できます。
プランについて詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
以上、本記事でサードパーティー製フィーチャーフラグの紹介と特徴を比較しながら解説しました。全ての企業やプロジェクトの要求を満たす完璧なソリューションは存在しませんが、本記事で紹介しました選定の判断ポイントや各サービスの特徴が参考になればと思います。
また、内製かサードパーティー製のそれぞれの短期と長期のメリット念頭に置いて、自社のニーズに最も適したソリューションを選定するヒントにしていただければ幸いです。
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- この記事の著者
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沖本 友一(株式会社サイバーエージェント)(オキモト ユウイチ)
サイバーエージェントに中途入社し、ゲーム部門、AWAやABEMAでの開発にジョイン。現在はバックエンドエンジニアとして社内基盤であるフィーチャーフラグ・ABテストシステムの開発チームに所属。趣味はDJと海外旅行をすること。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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