Argoプロジェクトは、Argo CDのアプリケーションリソースをまとめて生成・管理するためのコントローラである、Argo CD ApplicationSet controllerの最新版「Argo CD ApplicationSet controller 0.2.0」を、「Argo CD 2.1」のリリース候補版とともに8月21日(現地時間)にリリースした。
「Argo CD ApplicationSet controller 0.2.0」には、ジェネレーターパラメータの組み合わせのサポート、GitHub/GitLab組織に基づくArgo CDアプリケーション構築のサポート、カスタムリソースを使用したクラスタ選択のサポートなどが含まれている。
新機能の1つである「マトリックスジェネレータ」は、2つの子ジェネレータによって生成されたパラメータ組み合わせた新しいジェネレータであり、各ジェネレータのパラメータセットすべての組み合わせを繰り返す。
また、GitHub/GitLabのAPIを利用して、組織内のリポジトリを自動検出し、生成されたArgo CDアプリケーションのターゲットにリポジトリ値を使用可能にする新たなジェネレータである「SCM Providerジェネレータ」や、外部カスタムリソース(CR)の内容に基づいてArgo CDクラスタのリストを生成する「Cluster Decision Resourceジェネレータ」などが追加されたほか、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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