データクラウドを提供するSnowflakeは、同社のイベント「SNOWDAY」において、開発者向けフレームワークである「Snowpark」の一部として、Pythonがネイティブに組み込まれ、使用できるようになったことを11月17日に発表した。
今回の発表により、アプリケーション開発者、データサイエンティスト、データエンジニアは、JavaやScalaに加え、Pythonを用いて簡単にデータのコラボレーションが可能になる。さらに、Snowflakeプラットフォームのセキュリティやガバナンス、エラスティック(伸縮性のある)なパフォーマンスを活用して、最適化された拡張性の高いアプリケーションやパイプライン、機械学習のワークフローを構築することができる。
またPythonのオープンソースライブラリにシームレスにアクセスできるようになり、手作業でのインストールやパッケージの依存関係の管理が不要になる。加えて、Snowflakeが新たに開始したSnowpark Acceleratedプログラムも、事前に構築された多数のパートナー機能や統合機能にSnowflakeのアカウントから直接アクセスできる。
なお、現在はプライベートプレビュー版として提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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