Webアプリの高速化はエンジニアの悲願。CodeZineを運営する翔泳社では、高速化の技術の1つであるWebAssemblyを基礎から解説した『入門WebAssembly』を12月15日(水)に発売しました。
ブラウザで多くのコンテンツが提供されるようになり、Webアプリの処理を高速化する手法が重要になっています。特にJavaScriptでは快適なユーザー体験を届けられない場合には、何か別の手法が必要です。
そこで役立つのがソフトウェアアーキテクチャのWebAssemblyです。ブラウザで重くなる処理をバイナリに変換して実行できる技術で、パフォーマンスを最適化して高速な処理を実現できます。
新刊『入門WebAssembly』は、このWebAssemblyに興味があるエンジニアが仕様や機能、実装方法を基本から学べる入門書です。
どのようなケースでWebAssemblyを利用したらいいのか、また利用すべきでないかも説明しており、デバッグやメンテナンスなど運用面も解説が充実しています。
Webエンジニアにとって必須となる高速化の技術として、ぜひWebAssemblyを試してみてください。
※本書は『The Art Of WebAssembly』(Rick Battagline、No Starch Press)の翻訳です。
目次
第1章:WebAssemblyとは
第2章:WATの基礎
第3章:関数とテーブル
第4章:低レベルのビット操作
第5章:WebAssemblyの文字列
第6章:線形メモリ
第7章:Webアプリケーション
第8章:キャンバスの操作
第9章:パフォーマンスの最適化
第10章:WebAssemblyのデバッグ
第11章:AssemblyScript
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です