米Microsoftは、.NET Frameworkの、2022年1月のセキュリティと品質のロールアップアップデートを、1月11日(現地時間)にリリースした。
2022年1月のロールアップでは、認証されていない攻撃者によってサービス拒否が引き起こされる可能性のある不具合(CVE-2022-21911)が修正されている。
さらに、顧客提供のデリゲートを使用してSqlParameter値を設定する際に、NullReferenceExceptionがスローされたために発生した特定のエラーによって、SqlClientドライバが接続状態をクリーンアップしない場合がある問題に、AppContextスイッチであるSwitch.System.Data.SqlClient.CleanupParserOnAllFailuresを有効にすることで、デリゲートでエラーが発生している場合でも、あらゆる種類の失敗で接続をクリーンアップできるようになった。
ほかにも、HTTPを介して非同期WCF呼び出しを行う際に、失敗した要求を正しくタイムアウトしない不具合への対処が行われるとともに、WPFにおけるさまざまな問題が修正されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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