米Googleは、Google Cloud CLIによるTerraform形式の宣言型エクスポートを3月4日(現地時間)にプレビューリリースした。
宣言型エクスポートを使用することで、Google Cloudインフラストラクチャの現在の状態を、TerraformまたはGoogleのKRM宣言型ツールと互換性のある記述ファイルにエクスポートできるようになる。
同機能によって、既存のGoogle CloudリソースをTerraformへ簡単に移行することが可能になるほか、誤った構成やドリフトからユーザーを保護できる。
おもな用途としては、複数の人がインフラストラクチャの構成に関わったことで発生してしまったドリフトの解決や、環境全体のエクスポートによるクローンの作成、テンプレート化されたソフトウェアスタックの展開、トラブルシューティングや緊急時の復帰、日常のワークフローでの使用などが考えられている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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