米Dockerは、ビルダエンジン「BuildKit 0.10」、フロントエンド「Dockerfile 1.4」、およびDocker Buildx CLIの新バージョンを、3月17日(現地時間)にリリースした。
Dockerfile 1.4では、ビルドコンテキストまたは別のステージからファイルをコピーするためのCOPYおよびADDコマンドに新たなフラグ--linkが追加され、キャッシュセマンティクスが大幅に向上し、ベースイメージを再構築することなく、新しいベースイメージの上にビルドにおける2nd-dayの高速リベースを実行できる。
なお、--linkフラグを使用するには、このフラグをサポートする適切なフロントエンドイメージをロードするため、Dockerfileの先頭に
# syntax=docker/dockerfile:1.4
を追加する必要がある。また、フラグの正しいキャッシュセマンティクスを取得するために、BuildKit 0.10の使用が必要となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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