米Dockerは、コンテナ化されたアプリケーションとマイクロサービスを構築および共有できるアプリケーション「Docker Desktop」の、Linux版の一般提供を5月10日(現地時間)に開始した。
Docker Desktopには、Kubernetes、Docker Compose、BuildKit、および脆弱性スキャンといったコンテナツールがバンドルされており、開発者はDockerダッシュボードから、すべてのコンテナリソースを視覚的に管理できる。
また、リソース消費に対して適切で安全なデフォルト設定が可能であり、Docker Extensionsが含まれているので、Dockerパートナー、コミュニティ、またはチームメートによって構築された開発者ツールを統合することで、生産性を高められる。
現時点では、Ubuntu、Debian、Fedoraをサポートするdebおよびrpmパッケージを提供するとともに、ArchLinux向けの実験的なパッケージも提供している。さらに、今後数週間でRaspberry Pi OSの64ビット版に対するサポートを追加する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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