米Microsoftは、コードエディタVisual Studio Codeの、Python/Jupyter向け拡張機能の2022年6月版を、6月9日(現地時間)にリリースした。
Python/Jupyter向け拡張機能の2022年6月版では、Visual Studio Codeがサポートするすべての言語での翻訳をサポートするようになったほか、Pythonインタープリタ検出がトリガされるタイミングが改善され、インタープリタの検出は新しいフォルダまたはワークスペースがはじめて開かれたとき、インタープリタの選択コマンドがトリガされたとき、インタープリタリストが更新されたときのみとなり、ロード時間が大幅に短縮されている。
さらに、Jupyter向け拡張機能のWeb版では、より多くのコア機能サポートが進められており、6月にはhttpsサポート、カーネルの補完、ipywidgets、Notebookのデバッグ、変数の表示、エクスポート、インタラクティブウィンドウが移植された。また、プレビューの更新を取得して、最新の機能とバグ修正を早期に試せるInsider Programを提供する、Pylance拡張機能のプレリリース版が追加されている。
ほかにも、エクスペリエンス向上のための、さまざまな機能追加・改善が行われた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です