米Dockerは、「Docker Business」の新機能として、System for Cross-Domain Identity Management(SCIM)機能を追加し、ユーザーの管理方法を強化したことを、7月19日(現地時間)に発表した。
SCIMは、顧客がIdP内でDockerユーザーを管理できるようにするプロビジョニングシステムであり、SCIMを有効にするとプロファイル更新によるユーザーの追加/削除といった、ユーザー変更で組織のIdPとDockerの両方を更新する必要がなくなり、IdPが信頼できる唯一の情報源になり得る。
SCIMによってDockerをIdPと統合することで、ユーザーシートのプロビジョニングとプロビジョニング解除を自動化することが可能で、行われた更新はすべて、Docker Hubの[Members]タブに自動反映される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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