レバテックは、同社が運営するエンジニア&クリエイターのための求人・案件紹介サービス「レバテック」が、正社員・フリーランスのITエンジニアを対象に実施した、ITエンジニアの企業・案件選びに関する調査の結果を7月27日に発表した。同調査は、4月26日~28日の期間に行われ、227名から有効回答を得ている。
調査対象者のうち正社員エンジニアに、転職先の企業を決める一番の決め手を尋ねたところ、「年収が上がること」(18.6%)がもっとも多く、「希望する場所で働くことができること」(11.5%)、「経験・知識が活かせること」(9.7%)、「勤務(作業)時間や休日休暇が自分の希望となっていること」(9.7%)がそれに続いた。
フリーランスエンジニアに、案件参画を決めるポイントを尋ねた質問では、「経験や知識が活かせること」(22.8%)が最多となっている。
新型コロナ禍での、オンライン選考・商談機会の有無を尋ねたところ、「ある」という回答は25.6%に留まった。
新型コロナ禍におけるオンライン選考・商談で、やりにくいと感じた点があったかを尋ねた質問では、「あった」(6.9%)と「少しあった」(34.5%)を合わせた割合が4割超に達している。
具体的に、やりにくいと感じた点としては(複数回答)、「面接官・PMと意思疎通がしにくい」(45.8%)がもっとも多く、「会社や面接官・PMの雰囲気が読み取りづらい」(45.8%)、「通信トラブルが起こる」(33.3%)がそれに続いた。
新型コロナ禍をきっかけに、企業・案件選びのポイントが変わったかを尋ねたところ、正社員エンジニアの32.9%、フリーランスエンジニアの30%が「変わった」と答えている。
新型コロナ禍をきっかけに変わったと感じるポイントを尋ねた質問(複数回答)では、正社員エンジニア、フリーランスエンジニアともに「希望する場所で働くことができること」が最多となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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