エン・ジャパンは、同社が運営するミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」を利用している人材紹介サービスの転職コンサルタント196名を対象に実施した、「ミドル求人における勤務条件の変化」の調査結果を8月10日に発表した。
本調査は、7月11日から7月19日の期間にインターネット上で実施され、「ミドルの転職」を利用する転職コンサルタント196名から有効回答を得ている。
「コロナ前と比較して、ミドル人材を対象とした多様な勤務条件(リモートワークや副業など)の求人は増加していますか?」という質問に対して、87%の転職コンサルタントが「コロナ禍を経て多様な勤務条件のミドル求人が増加」と回答した。
「コロナ前と比較して、ミドル人材を対象とした多様な勤務条件(リモートワークや副業など)の求人が増加している」と回答した人に、具体的にどのような勤務条件の求人が増えているか質問したところ、「テレワーク」(95%)が最多で、次いで「フレックスタイム」(53%)という結果となった。
「コロナ前と比較して、ミドル人材を対象とした多様な勤務条件(リモートワークや副業など)の求人が増加している」と回答した人に、「どのような企業タイプで求人が増えていますか?」と質問したところ、大手企業が75%と最多だった。次いで、スタートアップ・ベンチャー企業(57%)、中小企業(45%)という結果となった。
「どのような業種で求人が増えていますか?」という質問では、「IT・インターネット」(66%)が最多となった。
また、「どのような職種で求人が増えていますか?」という質問では、「技術系(IT・Web・通信系)」(48%)、「営業・マーケティング系」(46%)、「事務・管理系」(41%)がトップ3に挙げられている。
「多様な勤務条件を掲げることは、企業側にはどんな狙いがありますか?」という質問で、トップ3は「優秀なミドル人材を確保するため」(67%)、「多様化する市場や時代に対応するため」(62%)、「働きやすい職場にするため」(56%)だった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です