クラスメソッドは、同社が提供しているAWS総合支援「クラスメソッドメンバーズ」への、登録アカウントへの請求情報に基づく、2017年1月~2022年3月の期間におけるAWS利用状況を、利用サービス別に分析・ランキング化して、8月16日に発表した。
調査結果によれば、期間中の利用額ランキングは、1位がAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)など「コンピューティング」、2位がAmazon Relational Database Service(Amazon RDS)やAmazon DynamoDBなど「データベース」、3位がAmazon CloudfrontやAmazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)など「ネットワーキングとコンテンツ配信」となっている。
利用サービスカテゴリごとの比率では、「コンピューティング」「データベース」が70%近くを占めるものの、他のサービスカテゴリが徐々に比率を高めていることが明らかになった。
利用費総額ランキングと成長率をみると、どのサービスも全体的に増加傾向ながら、とりわけ「コンテナ」の急伸が目立つ結果となっている。また、新型コロナ禍でのテレワーク普及にともない、「エンドユーザーコンピューティング」と「ネットワーキングとコンテンツ配信」の利用が引き続き増加傾向にある。
おもなAWSサービスカテゴリにおける、業種ごとの利用状況では、全体の傾向は2020年と大きく変わらないものの、いずれの業界でも「エンドユーザーコンピューティング」の導入が広がるとともに、セキュリティ関連の利用も増加している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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