Sunは仮想環境テクノロジとWindows Vista相互運用性を向上させたSolaris 10の最新アップデート版の無償ダウンロードを開始した。
Sunは12日、仮想環境テクノロジとWindows Vista相互運用性を向上させたSolaris 10の最新アップデート版「Solaris 10 8/07」の無償ダウンロードを開始した。インストールメディアキット版は、Sunの販売代理店より4,500円（税別）で購入でき、10月上旬の配布を予定している。
最新アップデート版では、Solaris ContainerにLinuxアプリケーション実行のための仮想環境テクノロジが実装され、Solaris 10 on x86の環境において一切の変更を加えることなくLinuxアプリケーションを実行することができるようになった。ネットワーク環境面では、Large Send Offloadを利用することでCPUにかかる処理負荷を減らし、ネットワーク性能を改善している。その他、JISX0213:2004に準拠することでWindows Vistaとの相互運用性を向上させている。
また、Solarisに最適化された「PostgreSQL 8.2 for Solaris」が同梱されており、Solarisのサポートプログラム「Solaris Subscriptions」を導入することで、Solarisとの一括サポートを受けることができるようになっている。
「Solaris 10 8/07」はSolarisのWebサイトよりダウンロードできる。
サン・マイクロシステムズ - Solaris 10
2007.09.12 サン、Solaris 10 最新アップデート版の無償ダウンロードを開始（プレスリリース）
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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