米Microsoftは、パブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」と組み合わせて使用できるJava関連ツールの2022年11月版を12月4日(現地時間)に公開した。
今回のJava関連ツールではまず、「IntelliJ IDEA」や「Visual Studio Code」などの統合開発環境(IDE)から、Azure Spring AppsとAzure Function Appsのリモート・デバッグが可能になった。Microsoftはこの機能が、特定の環境だけで発生する問題の解決に役立つとしている。
また、Microsoft Azureでは、データベースへの接続アカウントなどのアプリケーションの設定情報をアプリケーションのソースコードとは別のファイルにまとめて、暗号化して扱う機能があるが、今回のJava関連ツールでは、この機能も使いやすくなった。IntelliJ IDEAで、Azure App ServiceやAzure Functionsのアプリケーションを作り始めるときに、IntelliJ IDEAの画面で、各種設定を編集できるようになった。アプリケーションが完成してAzureにデプロイするタイミングでも設定を編集することは可能だという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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