米Amazon Web Servicesは、データベース・サービス「Amazon Relational Database Service(RDS)」に、認証情報を管理するサービスである「AWS Secrets Manager」の機能を統合したと12月22日(現地時間)に発表した。
これまでもAWS Secrets Managerは、Amazon RDSの認証情報の管理に対応していたが、Amazon RDSでデータベースを作成し、その際に設定したユーザー名とパスワードをAWS Secrets Managerの管理コンソールで登録する必要があった。
今回の機能統合によって、Amazon RDSでデータベースを作成すると、ユーザー名とパスワードを自動的に作成し、AWS Secrets Managerに登録してくれるようになった。認証情報を定期的に更新する自動ローテーションなどのAWS Secrets Managerが提供する機能はそのまま利用できる。
AWS Secrets Managerの統合機能はAmazon RDSで提供しているすべてのデータベース・エンジンで利用できる。利用できるリージョンは、アジアパシフィック(ハイデラバード)、アジアパシフィック(ジャカルタ)、アジアパシフィック(大阪)、欧州(スペイン)、欧州(チューリッヒ)、中東(UAE)、政府専用(米国東部)、政府専用(米国西部)、中国(北京)、中国(寧夏)の10リージョンを除く全リージョン。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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