オープンソースのWebアプリケーションフレームワークLaravelの開発チームは、クラシカルなサーバサイドルーティングを用いて、ReactやVue、Svelteのモダンなシングルページアプリの作成を可能にするInertia.jsの最新バージョンである「Inertia 1.0」を、1月16日(現地時間)にリリースした。
「Inertia 1.0」では、SvelteのSSR(サーバサイドレンダリング)をサポートしたほか、ReactとVueにおけるTypeScriptサポートの向上、コアにおけるプログレスインジケータの追加などが行われている。
あわせて、すべてがTypeScriptで記述されるようになり、型ファイルのメンテナンスが不要になるとともに、ライブラリでTypeScriptの機能を利用できるようになった。
これまで、Inertia.jsを使用するには、コアライブラリ、アダプタパッケージ、プログレスライブラリ、SSRパッケージといった複数のNPMパッケージをインストールする必要があったが、「Inertia 1.0」では選択したライブラリをインストールするだけでアプリケーションのセットアップ/依存関係が自動で処理されるので、メンテナンス性が向上している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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