MozillaのWebブラウザであるFirefox開発チームは、最新バージョンとなる「Firefox 110.0」を2月14日(現地時間)にリリースした。
「Firefox 110.0」は、新機能としてWindows版にてGPUサンドボックスが有効になったほか、サードパーティモジュールをブロックして、クラッシュや望ましくない動作を引き起こすのを防げるようになっている。
さらに、date、time、datetime-local入力フィールドを、macOS環境では[Cmd]+[Backspace]および[Cmd]+[Delete]、WindowsおよびLinux環境では[Ctrl]+[Backspace]および[Ctrl]+[Delete]のショートカットキーでクリアすることが可能になった。
また、macOSおよびLinux環境でGPUアクセラレーションによるCanvas2Dがデフォルトで有効になるとともに、Windows、macOS、Linux環境でのWebGLパフォーマンスが向上したほか、Windows 11/10環境におけるインテル以外のGPUを使用してハードウェアデコードされたビデオのオーバーレイが有効化され、ビデオ再生のパフォーマンスおよびビデオのスケーリング品質が向上している。
そのほか、さまざまなセキュリティ修正、Colorwayの利用方法の変更、エンタープライズ版におけるさまざまな不具合修正および新たなポリシーの実装などが行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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