米Qlikは、日々進化する企業のクラウドアナリティクスやデータ統合のニーズを満たすべく、数百種にのぼるSaaSアプリケーションおよびデータソースに対するデータアクセス・取り込み機能を継続的に拡張する戦略として、「Connector Factory」を3月8日に発表した。
同社製品/サービスのユーザーは、すでに250種を超えるコネクタを利用可能だが、2023年中には「Qlik Cloudデータ統合」のコネクタがさらに100種を超えるため、アナリティクスやデータ統合をさらに推進できるようになる。
Connector Factory専門の研究開発チームは、独自のテクノロジーによって複雑なデータ連携処理にかかる負担を軽減すべく、標準のAPIを通じてもっとも利用されている、さまざまな戦略的エンタープライズソース用のコネクタを急ピッチで開発している。
Qlik Cloudデータ統合の新たなコネクタは、NetSuite、Workday、SAP SuccessFactors、Salesforce、Epic、Cerner、OSIsoft、ADP、SAP Ariba、HubSpotといった、もっとも一般的な30種のエンタープライズアプリケーションに対応する。
Connector Factoryの導入は、急増する企業のさまざまなSaaSデータアプリケーションやソースに対応する、ユニバーサルコネクティビティの実現を目的としており、クラウドリポジトリにリアルタイムにデータを取り込んでより多くの価値を引き出したり、直接アクセスして分析を行ったり、他のアプリケーションと連携して直接アクションを起こしたり、といったメリットが期待される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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