米Luma AIは、動画ファイルから3Dモデルを作成する機能を提供するAPIを3月24日(現地時間)に公開した。Luma AIは、スマートフォンのカメラで撮影した動画を3Dモデルに変換するアプリを公開している一方、Webサービスの形でユーザーがアップロードしたファイルから3Dモデルを作成する機能を提供している。今回は、その機能を開発者向けにAPIとして提供する。利用料金は1回の変換ごとに1ドル。
Luma AIによると一般に、動画ファイルから3Dモデルを作成するには、60〜1500ドルの費用と、2〜10週間の時間が必要になるという。それが、今回公開したAPIを使用すると、わずか1ドルの費用で、30分程度の時間があれば完了するという。完成した3DモデルはWebサイトに埋め込んだり、3Dモデル編集ソフトで編集することができる。
Luma AIは、動画ファイルから3Dモデルへの変換に、「NeRF(Neural Radiance Fields)」と呼ぶ機械学習モデルを使用している。Luma AIは今後、機械学習モデルを改良していくことで、同社のサービスで提供する3Dモデルの画質を向上させていき、変換処理にかかる時間を短縮していくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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