米Microsoftは、Windows向け統合開発環境の次期版、「Visual Studio 2022 17.6」の「プレビュー3版」に加わったC++言語関連の新機能を解説する記事を公開した。Visual Studio 2022 17.6のプレビュー3版は3月14日(現地時間)に配布を始めている。
新たに加わった機能は、作成し始めたばかりのクラスに、コンストラクタや等値演算子(operator==)を追加する機能だ。クラス名を定義し、プライベート変数を記述しただけの状態になると、クラス名の部分に「...」という小さなアイコンが現れる。これをクリックするとメニューが現れる。このメニューには、「Add defalt constructor」「Add constructor with all fields」「Add equality operator」「Add equality operator with all fields」といった項目が並ぶ。目的の項目をクリックすると、必要なコードを一瞬で追記してくれる。
Microsoftは今後も、開発者が記述するコード量を減らす機能を加えていくとしている。今回加わった機能についても、代入や値の入れ替え、ハッシュなどに必要なコードを自動的に追加する機能を加えていくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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